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こんにちは。ローズベルです。私は主に対面鑑定でセッションしています。占術はタロットやルノルマンカード、そして西洋占星術です。

タロットやルノルマンなどのカードでは、ご相談者のその時の状況やお相手の気持ちなどが現れますし、西洋占星術で生年月日からその方の本来もっている性質を読み解きます。相性なんかも。

 

人のご相談を伺い、アドバイスを示すのが役割なので少しでも良い鑑定をしたいと思っています。占術の勉強はもちろんですが、様々な観点から多角的なアプローチでアドバイスが出来るともっと良いなあという想いからカバラ(秘教的な)の勉強も続けています。

 

カバラはユダヤ教の伝統に基づいた神秘思想主義です。私は初めてカバラという言葉を知ったのは数秘術からですが、単に数秘術だけではおさまらない深~い、深~~い教義のあるすぐれた知識(神秘思想)なのです。

 

「生命の木」という図がありますが、〇が10個ありそれぞれがパスでつながれています。〇はセフィラ(複数でセフィロト)パスは小径(しょうけい)ともいいます。10のセフィラは占星術の惑星を当てはめることもでき、私は占星術も大好きなのでその観点からも大変面白いです。

 

10のセフィラとパスは1本の木のようにもみえ「生命の木」といいます。人間の霊的成長を示唆している図ともいわれ、古くから教えは秘教としてこれまでは一部の霊的指導者やその弟子たちといった者へ口伝で脈々と受け継がれたものでした。現代において私のような一般人がカバラを学べる機会があるのは、本当に「秘教的」なものが今の時代に必要とされてきていてその教えが学びたいと願い人へ開かれてきているんだなと感じます。

「月」の状態の自分

占星術では月は日常的な自分を表しますが、生命の木でも月のセフィラは「イエソド」にあります。イエソドとは基礎という意味で日常生活という意味にぴったり入ります。しかし、そのイエソドのある場所は生命の木全体で見ると下の方へ位置します。生命の木を登っていくことが霊的な成長を促すので上を目指さないと成長は出来ないわけです。

 

日常生活の普通な自分というのはある意味周りの環境に振り回されている自分というか、人間関係の中で「〇〇さんが~だからどうのこうの」という当たり前に誰しも体験したことのある感情がメインの世界です。

家族がいるから縛られる。自由じゃない。仕事が忙しいから無理。という不満として出ている場合もあるし反対に子どもが幸せなら私も幸せ。家族が幸せなら満足。というのもこれもまた「周りに反応している自分」という月の持つ性質なのです。

自分に気づく重要さ

下から上へ登るには、そんな自分に「気づく」ことから始まります。周りに反応してじたばたしててもいい。カバラでは基礎は重要ととらえて基礎=土台とも呼びます。頑丈な家を建てるのに土台がしっかりしていなければぐらつきますから、上を目指すとともに日常もしっかり取り組むことが修行ともなります。カバラは教会や寺院をもたないで日常生活こそが修行の場と考えます。いわゆる仏教でいうところの「里の行」ですね。なので日常の人間関係であたふたしてしまう自分というものを否定はしません。

 

私たちは人との関係を通して学びます。嬉しかったり傷ついたり。気持ちも様々に揺れ動きます。反応しているだけだとしんどいので客観的に自分を見つめる練習が必要なんですね。自分を客観的に見つめるのに私は占いが優れていると思います。占星術で自分の星座や惑星がどこにあるのかをみると性質がわかり、それが相手との違いを生み出しそれで摩擦が起こっているのが分かるとどれだけ楽になるか(笑)

自分の性質を把握しておく

西洋占星術を知ってから自分の月星座が「てんびん座」ということがわかりました。天秤なのでバランスをとる力は大変優秀です。が、反対に常にバランスを取ろうとするので人に対して気を使いすぎてしまう傾向があります。バランスを欠いたとき「自分軸」ではなく「他者軸」になってしまいやすいということがわかり、なぜ人に色々気を使ってくたびれるんだろう?と自分の性格に悩みもあったので、なるほど!と心の底から納得しました。自分の傾向を知って陥りやすい癖を理解していると同じような出来事があっても客観的に自分を把握できると少し楽になります。

 

同じことをずっと同じパターンで繰り返してしまい、それがなぜなのかわからないままでいることがカバラ的に「下の顔で生きる」といいます。つまり「他者に反応している月が中心」となっているわけです。「上の顔で生きる」ことを中心とするのは月の生き方でなく「太陽」の生き方なのです。

 

下から上へ成長するために色んな学びがあると考えるとなるほど「生命の木」って本当に良くできていて、深い~。現実をいかに生ききるのか。木をどうやって登っていったらいいのか。なんてことを知ることが出来る。これまで「秘教」だったものが少しづつ開かれてきていてカバラの本などもたくさん手に入りやすいですね。

これは一生、勉強していこうと決めています。

 

 

 

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