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私が占いで使用するカードは主にタロットカード、ルノルマンカード、時々オラクルカードを使っています。今回はルノルマンカードについてご紹介します

フランスで実在した占術師ルノルマン

【ルノルマンカード】は実在したフランスのルノルマン女史の名にちなんで作られたカードです。フランス革命の時代を生きナポレオンの皇后ジョセフィーヌと親交のあったルノルマンですが、カードは彼女の没後2年して作られました。

こんなにルノルマンカードが後世で人気が出ているのに、そのカード制作にはルノルマン本人はかかわっていないというのがなんとも面白いですね。

ルノルマンの占術法をもとに作られた初期のデッキは54枚組で解釈も大変難しいものでした。なので人気が出なかったようです。その後見直されたものも今一つ一般受けはしなかったようで、三度目の正直(?)でようやく人々に受け入れられるカードになったものが私も使用している「36枚デッキのルノルマンカード」です。

ルノルマンはカバラ数秘術、占星術、カード、トランプなど様々な占いの手法にたけていたようですが数々の予言も的中させていたそうなので霊力的なものもあったかもしれませんね。

1772年にフランスの片田舎で「マリー・アデレード・ルノルマン」は生まれました。彼女の幼少期は様々な困難が起こりますが元気に成長します。そう片田舎で生まれています。貴族でも、セレブでもなく!

私がルノルマンに惹かれ興味を持った1つの理由が「なぜ、庶民として生まれた彼女が皇后ジョセフィーヌと親交をもつまでにいたったのか」ということです。時代のうねりが後押ししたとも推測されるのですが、シンデレラストーリーというよりは細腕繁盛記という印象を受けました(笑)。時代を生き抜くエネルギッシュなところとか聡明なところがあり、ルノルマン自身に好感がもて彼女をとっても好きになりました。

フランス革命の時代を生きるルノルマン

1789年7月14日フランス市民によるバスチーユ監獄襲撃によりフランス革命が広がっていきます。ルノルマンは17歳くらいでしょうか。

 

悲劇の王妃マリーアントワネット

いわずと知れた超有名な歴史上人物ですね。ギロチン処刑とともに悪女のイメージもありますが近年それを見直す動きになっているようです。処刑の時には遺していく子どもたちのことを何より気にかけていたという2児の母でもあるのです。

実はマリーアントワネットもトランプ遊びが好きだったようです。愛用のトランプが遺されてます。

 

皇帝ナポレオンボナパルト

ルイ16世とマリーアントワネットの処刑がつづき、フランスは混乱の極み状態になっていきます。それらを収めるのは軍隊しかないという感じでナポレオンが登場します。

フランス革命はナポレオンの治世により収束していきますが、ここからナポレオン時代に突入しますね

ルノルマンはナポレオンの興隆と衰退をみごとに的中させたらしく、皇后ジョセフィーヌとの離婚も予言してしまい、(不吉な予言を)嫌がったナポレオンに投獄されたりしています。

 

戴冠式(冠を授けているのがナポレオン、受けているのがジョセフィーヌ)

ルノルマンが実在の人物なので、彼女の人生を知るときに当時のフランスの風を想像して、そのドラマに入り込む感じがします。当時のフランスの人物もまた、生き生きと存在が感じられてワクワクします。ルノルマンカードに惹かれる方はもしかしたらこの時代に縁があるのかも(笑)

前世というものがあるならば自分がフランス革命の時代には一体どんな人物で何をしていたのかな?なんてすごく空想力を刺激されます。

 

ルノルマンカードについて解説も順次していきますね

 

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